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1987年7月 初めてのヨーロッパ公演のおり、公演の合間を縫い、ローマを訪ねたときでした。
イタリアの夏の強烈な日差しを避けて、とある小さな教会にたちよりました。ひっそりとした教会の中に足を踏み入れ、暗闇に目を凝らしてみると、聖母マリアの左手に、とても大きな彫刻があるのが分かりました。
まさか、「テレーサの法悦」?
予期せぬ出会いにおののきつつ、そばにいた神父さんに声を潜めて「‥‥‥ベルニーニ‥‥テレーサ‥‥?」
神父さんはにっこりとうなずき、「シー(そうです)」
鳥肌立つ!
この度の舞踏は、イタリアの彫刻家ベルニーニの「テレーサの法悦」を内的テーマに踊ります。
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